「三つの失敗<長い長い大学生活>」前篇
ミス連発しましたよ。我ながら凄い。なんでこんなにアホなのか?
朝。
私「眠い…学校いかないと。…あ、そういやあ財布の中、金欠状態だったっけ。危ない危ない」
そうして千円札と5百円玉を用意。
その後登校。
1限の授業を消化し、コンビニで立ち読み(水曜は2限の授業は入ってないのでフリーなのです)
時刻AM11:00。コンビニ。昼の食料と飲料を購入
店員さん「620円になりまーす」
私「え~と620円だと、1000円札1000円札………あれ?」
札入れの中に…1000円札が無い??
<9日のその時の穂葉の財布内所持金は約350円でした>
そこで重大な事実に気付く。
私「あ、そーいやあ、机の上に1000円札置き忘れてた…ような気が。……やばくね?………いや、まてまて落ち着け」
焦りながらジャンパーのポケットを漁る。
ガサゴソ…中はゴミばっかり!!
私「いや、そうでもないぞ!あった!500円玉!!」
燦然と輝く硬貨は、なんつーかもう、救世主?(スゲー安い救世主だな)
こうして、穂葉は微妙な窮地をどうにか乗り切ったのでした……
だが、これは次なる我が愚行の布石にすぎなかった。
時刻AM11:05分。コンビニ外。
私「さて、学校戻って昼飯食べるか…で、今何時だっけ?」
腕時計を確認する。文字の彫られていないアナログ時計の針は、短針が0時である位置から三十度左に、長針が三十度右の位置にあった。そしてそれを見て私は…わたしは…
私「ナヌ!?0時55分だと!!!」
壮絶な勘違い。
どうやら内心の動揺が収まっていなかったらしい。確認するが、時刻はAM11時5分。
<編集部注:三限の講義は1時10分から。ちなみに校外のコンビニから大学まで全力競歩で大体10分そして3限の講義の教室は5階にあるので15分だとギリギリの時間>
私「あと15分!!ヤベえ!!間に合うか!?」
猛ダッシュ。坂は競歩で(体力がないので)
構内へ侵入。
念のため再度今度は壁にかかった時計を見る。
……1時10分!!
そんでもって再度猛ダッシュ。
一階…二階…大学構内の階段を駆け上がる。
ふと、片手に提げたコンビニのビニール袋を見る。
私「ふむ…(ダッシュ中)」
講義開始時刻→1時10分(共通)
だが、3限の講義の教授はマイペースな人だ。
彼がいつも教室にたどり着く時間は……
私「1時20分!イケる!10分ありゃ飯ぐらい朝飯前だ!(昼飯だけど)」
三階にて進路変更。再び二階へ。ちょうど無人だった休憩スペースへ駆け込むと
私「サラリーマンは五分で昼飯を食べるだと?俺は2分で食べれるぜー!」
穂葉、無人の休憩スペースで無意味に勝ち誇ってアメリカンクラブハウスサンドを喰らうの図。
私「(もしゃもしゃ)……グ!?…げほっげほっ」
穂葉、サンドイッチが喉に痞えてむせるの図。買っておいたPETのお茶の蓋を急いで開けると、流し込む。
私「ふう……やべ!いつのまにか17分!(自業自得) やばい、出席取る時間には何として間にあわねーと!」
再度猛ダッシュ。やっぱりご飯はゆっくり食べたいな!と思いつつ三階…四階…五階へ!
私「ゼー、ゼー…間に合った!!」
廊下にはもう誰もいない。当然だろう。授業はもう始まっているのだから!
ガラガラガラ!扉を開けるのももどかしく、飛び込む!
そして穂葉はどうにかして間に合った!
私「…、………あん?」
教室にいるのは、見慣れぬ教授と学生たち。
スパーン!
とりあえず、扉を全力で閉める。奴らは私の受ける講義のメンツじゃあ、ない。
私「まさか、部屋を間違えた?」
見上げるが、そこは確かに五階のいつもの教室。
私「ハッ!まさか…授業変更!?………い、いや、あるいはもう今年度の授業が既に終了したとか?」
大学では、講義が休みになったり場所が変わることが教授の都合で、たまにある。
そして、年末ですでに講義が終了しているケースもよくある(私が忘れるから)
だが、今回はもちろんそんな事情ではなく…
ふと、腕時計をみる。もちろん時刻はAM11:23分。
私「………え?」
どう頑張ってもAM11:23分。まだまだ二時限の最中。ついでに言えば昼飯にもちょっと早いお時間。
私「…マジで?」
そしてやっとこさ自分の壮絶な勘違いに気付いた穂葉は、俺の優雅な昼飯の時間を返せー!と嘆きながらとぼとぼと図書室へ。
私「…寝る」
こうして、一時間ほど図書室で寝れないのに寝た振りをすると、三限の講義へ向かいました。
<続く。つーか記事が長いから明日へ続く>
by hoba-e
| 2008-01-10 01:52
| 日常チャメシゴト